目元専門の美容外科

眉下切開で顕微鏡を使うと何が変わる?傷跡と縫合の考え方

眉下切開は、眉毛のすぐ下で余った皮膚を切除し、まぶたのかぶさりを軽くする手術です。

大切なのは「何mm切るか」だけではありません。皮膚の層をどのように扱うか、眉毛の際に沿ってどのくらい丁寧に縫うかで、傷跡の見え方や仕上がりの自然さが変わります。

顕微鏡下縫合のイメージ

顕微鏡は「設備自慢」ではなく、確認の精度を上げるために使います

目元の皮膚は薄く、眉下は毛穴・皮脂腺・皮膚の厚みが場所によって少しずつ違います。

肉眼やルーペでも手術は可能ですが、顕微鏡を使うと、創縁の段差、皮膚の層のずれ、細かな出血点、糸のかけ方の差を確認しやすくなります。

ゆえクリでは、眉下切開の縫合で顕微鏡やマイクロ器具を用い、できるだけ組織を乱暴に扱わず、細かく整えることを重視しています。

眉下切開で見ているポイント

  • 眉毛の流れに沿って切開線を置けているか
  • 皮膚の表面だけでなく、深い層の段差が少ないか
  • 糸を強く締めすぎて、傷の縁がくぼんでいないか
  • 逆に弱すぎて、創縁が浮いていないか
  • 左右で皮膚の寄せ方に差が出ていないか
  • 細かな出血点を丁寧に確認できているか

傷跡は体質や術後の経過にも左右されます。顕微鏡を使えば傷が消える、というものではありません。

ただ、傷跡をできるだけ目立ちにくくするための「小さなズレ」を減らすには、拡大視野での確認が役立つと考えています。

傷跡を目立ちにくくするために重要なこと

眉下切開の傷跡で大切なのは、皮膚をただ閉じることではなく、層をそろえて、張力を分散させることです。

表面だけをきれいに縫っても、深い部分に段差や強い緊張が残ると、赤み・盛り上がり・凹みの原因になることがあります。

そのため当院では、切除量、ROOF・眼窩脂肪・眼輪筋の処理、皮膚の寄せ方、縫合の細かさを一連の流れとして考えます。

「どれだけ切るか」よりも、「どこを残し、どこを整え、どのテンションで閉じるか」が重要です。

埋没法でも顕微鏡を使う意味

二重埋没法は切開手術ではありませんが、糸の通し方、結び目の処理、まぶたの中でのループの位置は仕上がりに影響します。

ゆえクリでは、必要に応じて埋没法でも拡大視野を使い、糸の位置や組織の扱いを丁寧に確認します。

安い埋没法で怖いのは、糸そのものよりも設計です。幅、食い込み、左右差、取れにくさは、糸の本数だけでは決まりません。まぶたの厚み、眼輪筋の動き、希望する二重幅に合わせて、無理のない設計をすることが大切です。

こんな方は、顕微鏡下での丁寧な手術を重視してよいと思います

  • 眉下切開の傷跡が心配
  • 眉毛の下のラインをできるだけ自然に見せたい
  • 以前の手術で傷跡や左右差が気になったことがある
  • まぶたの厚みやたるみが強く、細かな調整が必要そう
  • 埋没法でも自然さと持続性のバランスを重視したい

顕微鏡は魔法の道具ではありません。

でも、目元の手術は小さな差が見た目に出やすい領域です。だからこそ、ゆえクリでは「見える範囲を増やして、判断の精度を上げる」ことを大切にしています。

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